英語力を確実に上げる最も効果的な学習の順番:正しい勉強方法

英語力アップに必要なこと

総合的な英語力を確実に上げるには、正しい順序で学習することです。これを間違えてしまうと、学習効率が悪くなってしまうからです。

英語学習における最も効果的な順番は、以下のとおりです。

  1. リーディング ※必ずここから始める
  2. リスニング
  3. ライティング
  4. スピーキング

リーディングを最初に行なうと、必要な情報を正確にインプットができます。

4つ全てのスキルを確実に上げるためには、正しい順番で勉強をやっていくだけなのです。

しかし、それそれのスキルをどのように学習していけばいいのでしょうか。

そこでこの記事では、英語学習の正しい順番の解説と、四技能全ての底上げができる効果的な勉強法について、詳しく解説していきます。

英語の基礎力は必要最低限

総合的な英語力を確実に上げるためには、「基礎力(英文法・語彙力)」が必須です。英語を使いこなすためには、「英文法」というルールがあるからです。

語彙力が備わっていれば、英文法を駆使して「言いたいことをしっかりと伝えることができる」ようになります。

分かりやすく説明するために、英語を自動車にたとえてみます。英語の四技能は、タイヤと思ってください。そして、あなたはこの車の運転手です。

車を運転するには、交通ルールを守る必要があります。知らなくても運転はできますが、法律を守らないと、大変な事故を起こしてしまいます。

また、快適な運転をするためには、いろいろな知識やテクニックも覚えることが大切です。車は、交通ルールを学んだだけではうまく運転できないからです。

英語学習も車の運転と同じです。

英文法(交通ルール)をしっかりと理解した上で、英語を操るための語彙力(知識やテクニック)を駆使して、スムーズに使えるようなります。

そして、英語学習にも繰り返しの練習が必要です。

練習を重ねるうちに、英文法は頭の中で無意識に使えるようになります。語彙力は、長い練習や勉強の積み重ねの中で、その量をどんどんと増やしていきます。

英文法と語彙力は、英語学習の土台です。この土台がないうちは、どれだけ英語の勉強を続けても、使える英語が学べないことを理解してください。

英語学習は「方法」ではなく「順番」を変えれば確実に英語力は上がる

インターネットやスマートフォンの登場で、英語学習環境は格段に良くなりました。良質な教材が、無料あるいは格安の値段で利用できるようになったからです。

数ある英語教材の中で、「英語スピーチ」を用いた勉強方法がおススメです。

たとえば、様々な英語スピーチを無料配信している ”TEDTechnology Entertainment Design)” というウェブサイトをご存じでしょうか? スピーカー(登壇者)それぞれが、自分たちの考えや知識をスピーチという形で発表し、その模様がウェブサイトに配信されています。無料とは言っても、良質なスピーチが多いので大変おススメです。

たとえば、以下のようなイメージです。

英語力を確実に上達させる方法を、“TED”を例にして詳しく解説していきます。前述のとおり、英語学習で大切なのは「順番」です。そのため、次のように行っていきましょう。

  1. リーディング
  2. リスニングと音読
  3. ライティング
  4. スピーキング(ディスカッション)

それぞれ、順を追って解説します。

1.リーディング

スピーチなのに、「リーディングから始めるのはなぜか?」という疑問を抱くはずです。この理由は、「リスニングをする前に、読むことでスピーチの内容を理解しておく」ためです。

英語を聴いても理解できない状態では、それは単なる「雑音」になってしまいます。その状態が続いてしまうと、「つまらない」と感じてしまい、聴くことが苦痛になってしまいます。

事前にスピーチの内容を読むことで、実際のスピーチを聴く前にはどんな話なのか、理解している状態にします。リーディングであるため、単語の意味はもちろん、発音などもチェックするようにしましょう。

できれば、英語スピーチを使った学習するときは、必ずスピーチの内容が文字にもなっている教材を選びましょう。

その点、“TED”は完璧にこの条件に合います。スピーチ内容の英文は、”Transcript”というボタンをクリックすると入手できるのでおススメです。以下の手順で、Wordなどの文書作成ソフトを使用して、ノートを作ってください。

ステップ1:“Transcript”をクリックしてください。

 

ステップ2:英文全てをドラッグし、右クリックから「コピー」を選択してください

 

ステップ3:コピーした文書を貼り付けてください。編集をして、見やすい文章にしていきましょう。

リスニングと音読

リーディングでスピーチの内容を理解したら、次はリスニングに入ります。リスニングは、何度も聴いていくことが、上達の最短距離です。

ただし、聴き方にコツがあります。

全く聴き取れない状態のときは「字幕を見ながら」聴くようにすることです。

具体的には、耳で音を聴きながら、目で文字を追っていきます。なぜなら、会話では単語は文字どおりに発音されないからです。

これを「リンキング(linking)」と言い、英語の聴き取りが難しい理由の一つです。

目と耳で行なうリスニングは、慣れないうちはとても神経を使う作業になります。そのため、2分ぐらいがちょうどいいのでしょう。慣れたら、時間を長くしていきます。

字幕なしでも聴き取りができるようになったら、今度は字幕なしで聴いていきます。

これを繰り返し、最終的にスピーチを最初から最後まで字幕なしで聴き取りの練習をしましょう。

スピーチが字幕なしでも聴けるようになってきたら、次は「音読」をしていきます。聴いただけで終わらせるのではなく、実際に声に出して発音をしてください。声に出さないと、「本当に発音ができているのかどうか」確認ができないからです。

また、実際に声に出すことによって、会話の流れ(間の置き方、強弱など)を覚えることができます。

話せるようになるためには、聴くだけなく声に出して練習する方法以外はありません。

ライティング

ここまで学習が進むと、スピーチの内容についての理解が深まっているでしょう。この段階に入ったら、ライティングに取り掛かります。

ライティングで重要なのは、正しい英語の文章を「真似る」ことです。そのような文章を真似ることで、文法はもちろんのこと、語彙の正しい使い方や日本語のニュアンスに合った言い回しを学ぶことができるからです。

たとえば、スピーチの中で出てきた英文や、短い英語の例文がたくさんあるテキストなどを参考にするといいでしょう。日本語訳を見ながら、どのように英文が書かれているかに注意を払いましょう。その英文を少し変えて、自分の文章を作っていくことを繰り返します。

さて、ここまでどうやって書くかということを説明しました。次に考えることは、「何を書くか」ということです。

具体的には、スピーチの内容について「自分の意見を書く」ということです。これが、ライティングスキルを向上させる最適な方法です。

英語圏では、様々な事柄について「自分はどう思うのか」という問いかけが常にされます。「何もありません」というのは、「何も考えていません」と思われてしまいます。

ただ、いきなり英語で話すのは、難しいでしょう。そのため、普段の英語学習で、自分の考えを示す練習をしておくことをおススメします。

英文ライティングと言っても、最初から全てを英語で書く必要はありません。全て日本語でもいいですし、日本語と英語の両方でも構いません。また、間違いも気にしないでください。書き始めることが大事だからです。

英文の真似をしながら、使える文章を探して書いてみましょう。「間違えたらそれを修正する」、「そしてまた書いてみる」この繰り返しです。こうした練習は、英語を勉強する上でとても大切です。繰り返すことで、間違いをなくすことできるようになるでしょう。

ライティングは、練習のための時間と続けるための精神力が必要です。

しかし、あなたの積み上げてきた英語力を試すのに、ライティングはうってつけであると言えます。なぜなら、文法と語彙力がなければ、相手に通じる文章を作ることができないからです。

「うまい文章を作らねば」と考えず、「自分はどの程度書けるのか」と楽しみながら、自分を試してみましょう。

スピーキング(ディスカッション)

スピーキング上達の近道は、「話す」ことです。当たり前のことですが、これ以外に方法はありません。

特におススメしたいのが、ディスカッションです。自分の主張を相手に伝える訓練になります。英語圏では普通に行われていますので、雰囲気を味わうこともできます。

たとえば、スピーチの内容を、ディスカッションのテーマにします。

ライティングで、あなたの考えを文字にまとめました。文字にする過程で、自分の主張を整理できているでしょう。

今度は、実際に話す練習をするのです。

ディスカッションをすることで、相手の話も聴くことになり、リスニング強化にも役立ちます。

ディスカッションをするためには、スピーチの内容も理解しておくことが大事です。ここで、リーディングが役立ちます。

このように、ディスカッションは全てのスキルを駆使して行ないます。あなたが今までやってきたことの、「総まとめ」の役割を果たします。

しかし、ディスカッションを行なうには、少なくとも相手が一人必要です。そして、できればあなたより英語レベルの高い人と行なうことが大事です。

プライベートで英語を教えている講師であれば、あなたの希望に沿うようなディスカッション主体のレッスンも受けられます。リサーチをして、あなたに合った講師をじっくり探しましょう。

まとめ

英語を勉強するからには、ネイティブスピーカーのように自由自在に英語を操りたいと思うのは当然です。

英語の四技能をしっかり学んで、あなたの英語力を底上げするには、TEDのようなスピーチから学ぶ方法が最も効果的です。

しかし、ただスピーチを聴くという方法ではうまくいきません。「リーディング、リスニング(音読)、ライティング、スピーキング(ディスカッション)」という順番で学習することで、確実に英語力が上がります。

あなたの興味に沿ったスピーチを選び、楽しみながら英語を学んでください。

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